Moving to Higher Ground - How Jazz can Change your Life を読む

Random House Trade Paperback "Moving to Higher Ground" を読んでゆきます(語句・文法解説付き)

<後半>ランラン「クラシック音楽を、世界市民として」(interview script)

インタビューの後半です。「音楽は耳から聴くだけじゃない」多角的な捉え方で、クラシックを子供達に広める活動をしているランラン。中国人として、世界市民として「僕らの世代はオープンでなければならない」と主張します。 ******************************…

ランラン「『聞いてくれ!』と思ったらダメ」(interview script)

中国のピアニスト・ランランの、2013年のテレビインタビューから、私が聴き取ったものです。Arizona Horizon で検索してみてください。 NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」メインテーマのピアノソロ、ハービー・ハンコックとの共演、古くは北京オリンピックの…

R. ムーティ「アンサンブルは人の世の在り方」(script of speech)

愉快な名指揮者、リッカルド・ムーティ(Riccardo Muti)が、2011年のビルギット・ニルソン賞(The Birgit Nilsson Prize)受賞記念スピーチからの抜粋です。拙作ながら、聴き取って訳してみました。 どうしたら人々は仲良く共存できる?オーケストラや合唱…

<後半>エヴェリン・グレニー「聴く、とは、相手を見つめること」

「聴く、とは、相手を見つめること」 Listening is about looking at a person. 今回はその後半です。 中学時代、オーケストラ部を見学に行った時、打楽器のの先生に言われた、体で感じて聴くようにとの一言で、彼女の人生が大きく変わります。 ******…

エヴェリン・グレニー「聴く、とは、相手を見つめること」(interview script)

エヴェリン・グレニー(Evelyn Glennie)世界屈指の打楽器奏者がゲスト出演した、TVインタビューショーを、私が聴き取ったものです。ブルーノ・マーズやビル・ゲイツ、コフィ・アナン前国連事務総長も出演したSVT / NRK/ Skavlan です。検索してチェックして…

<再掲・後半>ウィントン・マルサリス著「ハイヤーグラウンド 上を向いていこう」

この本が元になり、オバマ大統領就任前夜、当時のアメリカ最高裁判事、サンドラ・デイ・オコーナーとウィントンとの対談が実現、文末にその抜粋があります。 onmusic.hatenadiary.com

<再掲・前半>ウィントン・マルサリス著「ハイヤーグラウンド 上を向いていこう」

2008年の話題作の、全訳の前半です。 onmusic.hatenadiary.com

<日本語全訳・後半>ウィントン・マルサリス「Moving to Higher Ground ハイヤーグラウンド 上を向いていこう:ジャズは貴方の人生を変える」

第5章 仲良きことは美しき哉 <写真脚注> スウィングダンス:誰もが心に抱く願いを、立場を越えて表現する最高の方法 ミズーリ州カンザスシティで公演を行った時のことです。ボブ・ホールデン知事が僕達一行を昼食に招待してくださったのですが、丁度その時…

<日本語全訳・前半>ウィントン・マルサリス「Moving to Higher Ground ハイヤーグラウンド 上を向いていこう:ジャズは貴方の人生を変える」

ハイヤーグラウンド:上を向いていこう ジャズは貴方の人生を変える (原題:Moving to Higher ground - How Jazz can Change Your Life) ウィントン・マルサリス / ジェフリー・C・ワード 著 ランダムハウストレードペーパーバックス 2009年 目次 序章 「…

「Moving to Higher Ground」を読む 第10回

あとがき ウィントン・マルサリスとサンドラ・デイ・オコナ―判事との対談 <写真脚注> ウィントン・マルサリスとサンドラ・デイ・オコナ―との間で、「Let Freedom Swing: A Celebration on America 自由をスウィングさせよう:アメリカ祝祭の日」に際して、…

「Moving to Higher Ground」を読む 第9回

第7章 名前のないもの <写真脚注> スウィングの精神で:(左から)マーカス・プリンタップ、ウォルター・ブランディング、テッド・ナッシュ、そして僕、満員のお客様達は、年齢、肌の色、そして人種は様々です。皆が一つになって盛り上がる音楽は、そう、…

「Moving to Higher Ground」を読む 第8回の7:マーカス・ロバーツ

マーカス・ロバーツ マーカス・ロバーツは現代を代表する天才です。確たる独自性とソウルを備えたミュージシャンであり、注目すべき人物なのです。ロックが台頭した時代の後、ジャズミュージシャンの名手がどれ程のアーティストとしての腕前を持っているか、…

「Moving to Higher Ground」を読む 第8回の6:セロニアス・モンク/ジェリー・ロール・モートン/チャーリー・パーカー

セロニアス・モンク モンクを研究して面白いと思うのは、彼の持つ正反対の矛盾するキャラクターです。彼の立居振舞は「イッちゃってる」というやつでして、変な帽子をかぶる、本番中他のメンバーがソロを演奏している間中グルグル回って踊っている、そうかと…

「Moving to Higher Ground」を読む 第8回の5:ビリー・ホリデー/ジョン・ルイス

ビリー・ホリデー まるまる1年間、ずっとビリー・ホリデーばかりを聴いていた時期が、僕にはあります。24歳か、もう少し後のことかもしれません。僕は彼女自身のレコードや、ライブなどでの他のアーティストが演奏する彼女の楽曲を、ぶっ通しで聴き漁り、彼…

Moving to Higher Ground を読む 第8回の4 デューク・エリントン/ディジー・ガレスピー

デューク・エリントン 1969年4月29日の夕方、ホワイトハウスにはデューク・エリントンの姿がありました。大統領自由勲章の授与式が行われたのです。この日は、彼の70回目の誕生日でした。翌日の夜、彼の姿はオクラホマシティのシビックセンターにありました…

Moving to Higher Ground を読む 第8回の3 ジョン・コルトレーン/マイルス・デイビス

ジョン・コルトレーン トレーンは我慢の人です。彼が腕を上げていったのは、彼の大変な努力と我慢強い粘りの賜物であることは、誰もが認めるところです。とは言え、同時に彼の人生を見てみると、物事は作ってはぶち壊してゆかねばならない、という強迫観念が…

「Moving to Higher Ground」を読む 第8回の2:アート・ブレイキー/オーネット・コールマン

アート・ブレイキー アート・ブレイキーという人は、ドラム奏者としても、バンドリーダーとしても、何かにつけて「相反する」考え方や行動をとっていた人のようです。背が低いながらも、実際の背丈より大きく見えたのは、パワフルな人だったからでしょう。一…

「Moving to Higher Ground」を読む 第8回の1:序章、ルイ・アームストロング

第6章 名人達から教わったこと <写真脚注> 最高の教育の機会 - ジョン・ルイス大先生との共演。本番の舞台上で演奏するというプレッシャーのおかげで、1回のコンサートで2か月間練習室に籠り切って身に付くものと同じものが得られるのです。 黒人霊歌で僕…

「Moving to Higher Ground」を読む 第7回

第5章 仲良きことは美しき哉 <写真脚注> スウィングダンス:誰もが心に抱く願いを、立場を越えて表現する最高の方法 ミズーリ州カンザスシティで公演を行った時のことです。ボブ・ホールデン知事が僕達一行を昼食に招待してくださったのですが、丁度その時…

「Moving to Higher Ground」を読む 第6回

第4章 何を懸けるか - そしてどう感じるか - :演奏すること <写真脚注> 「君の体の大きさで、こんなに大きな音を鳴らす子は、聞いたことがないよ」 - 青少年のためのジャズコンサートにて(リンカーンセンター ジャズプログラム)。 ジャズは、人の気…

「Moving to Higher Ground」を読む 第5回

第3章 みんなの音楽:ブルース <写真脚注>ブルースは世界のどこへ行っても耳にすることが出来ます。写真はジョー・テンパレーと言って、スコットランドが生んだ、バグパイプの次にソウルフルなサックス奏者です。彼の演奏は、ファンの郷愁を誘います(オ…

「Moving to Higher Ground」を読む 第4回

第2章 ジャズの言葉を話す <写真脚注> カサンドラ・ウィルソンとマーク・オコーナーのコールアンドレスポンス:この写真の時が初めての競演だったかどうか、僕にはわかりませんが、この時の演奏では、彼のバイオリンが伴奏の出だしのフレーズを弾いた(コ…

ウィントン・マルサリス「Moving to Higher Ground」を読む 第3回

第1章 スウィングの喜びを見出す <写真脚注> 観客との距離が狭まるほど、喜んでいただけます。コンサートのエンディングで、プレーヤー達が観客に囲まれて、手拍子・足踏み・歓声を受けていると、このスウィングたっぷりのひと時が、いつまでも続くように…

ウィントン・マルサリス「Moving to Higher Ground」を読む 第2回

今回は、序章「そう、それがジャズってもんだ」の後半を見てゆきます。 まずはドラムスから。「バスドラムとシンバルは、全体のカギとなるものだ。4拍子で行こう。1・2・3・4とね。バスドラムは1・3拍目。シンバルは2・4拍目。この二つはお互いに応…

ウィントン・マルサリス「Moving to Higher Ground」を読む 第1回

ウィントン・マルサリス(Wynton Marsalis)の話題作「Moving to Higher Ground - How Jazz Can Change Your Life」を読んでゆきます。 この本は、次のような構成になっています。 序章 "Now, That's Jazz" 第1章 Discovering the Joy of Swinging 第2章 Speak…